1948年、初代福居安一は戦後の混乱期に甘味や食料が不足するなか和菓子の命といえる餡子を製造することで、地域の菓子店の需要に応え、人々の心を癒し生活に寄り添う存在でありたいと考えました。また、北海道の中央部である旭川市が、農作物の集散地として戦後発展し始めたことや、小豆や砂糖の仕入れが潤沢になる可能性を見据え、純水にも恵まれたこの地で製餡業を営む決意をしたのです。以来77年、福居製餡所は初代が貫いた道徳的な理念と、日々変わる豆の御機嫌を伺いながら、手間ひまを惜しまず丹精にあん炊き・あん煉りをする、いわば昔ながらの伝統的な手創り製法にこだわり、農家様はじめお客様や地域社会と共に、これまで歩んでまいりました。

代表取締役社長
福居 裕二
私たちは、道徳を根幹とした誠実なものづくりを通して、皆さまに福居製餡所を選んでよかったと感じられる価値を提供致します。
共創する仲間にとって「たのしい」、お客様にとって「うれしい」、地域や社会、および環境に「やさしい」、三方よしの精神を大切にし時代に適う革新的要素を融合しながら、新たな付加価値を生み出し次世代に持続可能な「おいしい未来」を継承すると共に、心身豊かな食と歴史をつないでまいります。


沿革
1948年 5月
福居安一が製餡業創業
1967年 4月
(株)福居製餡所設立
代表取締役社長 福居安一 就任
1986年 12月
手狭、老朽への対応で工場、倉庫を新設
1988年 12月
低温倉庫設置
1992年 7月
製品の品質 衛生管理 新製品の開発に向け、
工場を増設、クリーンルームを設置
1992年 9月
代表取締役社長 福居恵美子 就任
1999年 10月
品質管理部門設置
2006年 10月
手狭、老朽への対応で工場、倉庫を増築
2014年 6月
工場直売店 併設
2020年 7月
産地表示の適正管理における指摘を受ける。
この経験を踏まえ、品質管理と情報公開を強化
2020年 9月
代表取締役社長 福居裕二 就任
新体制のもと、より透明性の高い管理体制・生産体制を確立
2025年 4月
喜寿を機に、ブランディング強化。
社員メンバーが主体となる新プロジェクトが誕生、現在に至る

会社概要

会社名
(株)福居製餡所
所在地
〒078-8212
北海道旭川市2条通20丁目左9号
代表者
代表取締役社長 福居 裕二
電話番号
FAX
0166-31-5014
営業時間
8:00~16:00
定休日 / 土曜日・日曜日・祝日
決算期
7月
資本金
4,000万円
従業員数
26名(パート含む) / 2025年5月現在
取引銀行
旭川信用金庫 東支店
北洋銀行 大雪通支店
関連会社
旭川市(株)さくら庵
